Last Updated on 2025年12月18日 by つながる塾人
英検アカデミーとは?基本情報と特徴
お子さんの成績が思うように上がらず、塾選びに悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。特に中学生になると、定期テストの難易度も上がり、どの塾を選べば良いのか迷ってしまいますよね。今回ご紹介する英検アカデミーは、私立中学や中高一貫校の生徒を中心に、定期テスト対策と英検対策を両立できる塾として注目を集めています。
英検アカデミーの運営体制と指導方針
英検アカデミーは、英語専門塾として1995年に創業した老舗の教育機関です。現在は東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に、関東エリアで約30教室を展開しています。
最大の特徴は、私立中学・中高一貫校の英語教育に特化している点です。一般的な学習塾が公立中学の教科書を中心に指導するのに対し、英検アカデミーは私立校で使用されるプログレス21やニュートレジャーといった難易度の高い教科書に完全対応しています。
指導方針としては、個別指導を基本としており、生徒一人ひとりの学習状況や目標に合わせたカリキュラムを組んでいます。講師は英語指導の専門家が中心で、私立校の教材や定期テストの傾向を熟知しているため、効果的な対策が可能です。
また、英検アカデミーでは定期テスト対策と英検対策を同時進行で進めることができます。学校の成績を上げながら、将来の大学受験や英語力向上に役立つ英検取得も目指せるのは、保護者にとって大きなメリットといえます。
対象学年と開講コース
英検アカデミーの対象学年は、小学生から高校生までと幅広く対応しています。特に力を入れているのが中学生向けのコースで、私立中学に通う生徒の約7割が利用しているというデータもあります。
開講されている主なコースは以下の通りです。
- 私立中学生コース:プログレス21、ニュートレジャー対応
- 公立中学生コース:教科書準拠の定期テスト対策
- 英検対策コース:5級から準1級までの各級対応
- 高校生コース:大学受験対策と定期テスト対策
- 小学生コース:英語の基礎力養成と英検対策
これらのコースは、生徒の目的や学習状況に応じて組み合わせることが可能です。例えば、定期テスト前は学校の教材を中心に学習し、テスト後は英検対策に切り替えるといった柔軟な対応ができます。実際、多くの生徒が学校の成績アップと英検取得を同時に達成しているそうです。
授業形態は完全個別指導が基本ですが、教室によっては1対2の個別指導も選択できます。マンツーマンでじっくり学びたい生徒も、少しコストを抑えたい家庭も、それぞれのニーズに合わせて選べる点が好評です。
他の塾との違いはどこにあるのか
数多くある学習塾の中で、英検アカデミーが選ばれる理由は何でしょうか。他の塾との大きな違いを3つご紹介します。
まず1つ目は、私立中学の教材に完全対応している点です。一般的な個別指導塾や集団塾では、公立中学の教科書に沿った指導が中心になります。しかし、私立中学で使用されるプログレス21やニュートレジャーは、公立中学の教科書とは文法の学習順序や単語レベルが大きく異なります。英検アカデミーの講師は、これらの教材の特性を深く理解しており、各レッスンごとのポイントを押さえた指導ができるのです。
2つ目は、学校別の定期テスト対策が充実している点です。同じ教科書を使っていても、学校によってテストの出題傾向は異なります。英検アカデミーでは、過去の定期テスト問題を分析し、通っている学校に特化した対策を行います。例えば、渋谷教育学園幕張中学や開成中学など、難関校のテスト傾向もしっかりカバーしています。
3つ目は、英検対策との両立がスムーズにできる点です。多くの私立中学では、英検取得が内申点に加算されたり、高校進学の条件になったりするケースがあります。英検アカデミーでは、学校の学習内容と英検の出題範囲を上手く連動させながら指導するため、無理なく両方の目標を達成できます。実際、中学2年生で準2級、中学3年生で2級を取得する生徒も珍しくありません。
英検アカデミーの評判|保護者からの口コミを調査
塾を選ぶ際、実際に通っている生徒や保護者の声は非常に参考になります。インターネット上の口コミサイトやSNS、教育関連の掲示板などから、英検アカデミーに関する評判を調査しました。良い評判も気になる評判も包み隠さずお伝えしますので、塾選びの参考にしてください。
良い評判・ポジティブな口コミ
まず、英検アカデミーに対するポジティブな評判から見ていきます。特に多かったのが、以下のような口コミです。
- プログレス21の対策がしっかりできて、定期テストの点数が30点以上上がった
- 個別指導なので、子どもの理解度に合わせて進めてくれる
- 英検対策と学校の勉強を同時にできるのが効率的
- 講師の質が高く、私立校の教材を熟知している
- テスト前には追加授業や集中対策をしてくれる
最も多かったのは、成績向上を実感できたという声です。特に私立中学に通う生徒の保護者からは、プログレス21やニュートレジャーといった難しい教科書への対応力を評価するコメントが目立ちました。ある保護者は、入塾前は平均点以下だった英語が、3か月で学年上位20%に入ったと喜びの声を寄せています。
個別指導の質についても高評価が集まっています。大手集団塾では質問しにくかった子どもが、英検アカデミーではわからないところをすぐに聞けるようになったという声もありました。講師が生徒一人ひとりの弱点を把握し、オーダーメイドのカリキュラムを組んでくれる点が、多くの保護者に支持されています。
また、英検取得実績も評判の理由の一つです。学校の定期テスト対策をしながら、同時に英検の勉強も進められるため、時間を有効活用できると好評です。中学2年生で英検2級に合格したという報告も複数見られ、効率的な学習指導がなされていることがわかります。
気になる評判・ネガティブな口コミ
一方で、改善を求める声や注意が必要な点についての口コミもありました。主なものは以下の通りです。
- 授業料が他の個別指導塾と比べてやや高め
- 教室の立地が駅から遠い場合がある
- 講師によって指導力に差がある
- 英語以外の科目は対応していない
- 夏期講習や冬期講習の費用が別途かかる
料金面については、複数の口コミで言及されていました。個別指導という形態上、集団塾よりは高額になるのは仕方ない部分もありますが、専門性の高さを考えると妥当という意見と、もう少し安ければという意見に分かれています。月謝以外に、教材費や季節講習費が別途必要になるため、年間の総額をしっかり確認しておく必要があります。
講師の質のばらつきを指摘する声もいくつかありました。英検アカデミーは講師の専門性を重視していますが、教室や担当講師によって相性が合わない場合もあるようです。ただし、多くの教室では講師の変更にも柔軟に対応してくれるため、遠慮せずに相談することが大切です。
また、英検アカデミーは英語専門塾であるため、数学や国語など他の教科は指導していません。5教科すべてを見てほしい場合は、他の塾との併用を検討する必要があります。ただし、英語に特化しているからこそ、専門性の高い指導が受けられるというメリットもあります。
口コミから見えてくる英検アカデミーの実態
良い評判と気になる評判の両方を見てきましたが、総合的にはどのような塾なのでしょうか。口コミを分析すると、英検アカデミーの実態が見えてきます。
まず、私立中学・中高一貫校に通う生徒には非常に効果的な塾であることは間違いないようです。特にプログレス21やニュートレジャーを使用している学校に通う生徒からの満足度が高く、成績向上の実績も豊富です。公立中学の生徒でも通塾は可能ですが、塾の強みを最大限に活かせるのは私立校の生徒といえます。
次に、英語に特化した専門性が大きな魅力です。一般的な総合塾では対応しきれない、私立校特有の教材や進度の速さにも柔軟に対応できます。英語だけを集中的に強化したい、英検取得を急ぎたいという明確な目的がある家庭には最適な選択肢です。
ただし、費用面での負担はある程度覚悟が必要です。質の高い個別指導を受けられる分、料金は決して安くはありません。入塾前に無料体験授業を受け、費用対効果をしっかり見極めることが重要です。また、英語以外の教科も見てほしい場合は、他塾との併用や、家庭での学習計画も考える必要があります。
総じて、英検アカデミーは英語力向上に特化した専門塾として、確かな実績と評判を持っていることが口コミから読み取れます。お子さんの状況や目的に合っているかを慎重に検討すれば、成績アップの強い味方になってくれるはずです。
英検アカデミーが中学生の定期テスト対策に強い理由
英検アカデミーが多くの私立中学生から支持される最大の理由は、定期テスト対策の充実度にあります。公立中学とは異なる私立校特有の教材やテスト形式に完全対応し、確実に点数を伸ばすノウハウを持っているのです。ここでは、具体的にどのような対策が行われているのかを詳しく見ていきます。
学校別・教科書別の対策カリキュラム
私立中学の定期テストで高得点を取るためには、使用している教科書の特性を理解することが不可欠です。英検アカデミーでは、生徒が通う学校で使われている教科書に合わせた専用カリキュラムを用意しています。
例えば、開成中学や麻布中学では独自のプリント教材を使用することが多く、市販の参考書では対応できません。英検アカデミーの講師は、これらの学校の教材やテスト傾向を長年分析しているため、どこが出題されやすいか、どんな問題形式が多いかを熟知しています。
また、学校ごとの進度にも柔軟に対応します。同じプログレス21を使っていても、学校によって1学期に学ぶ範囲は異なります。A校では1学期にLesson 3まで進むのに対し、B校ではLesson 5まで進むといったケースもあります。英検アカデミーでは、生徒が今学校で何を学んでいるかを常に把握し、そこに合わせた指導を行います。
さらに、過去問分析にも力を入れています。多くの教室では、生徒が通う学校の過去の定期テスト問題を収集・分析しており、出題傾向や頻出問題を把握しています。テスト2週間前からは、その分析データを基にした予想問題演習も実施し、本番に備えます。実際、予想問題で練習した内容がそのまま出題されたという声も多く聞かれます。
プログレス・トレジャー対応の専門性
私立中学で最もよく使われる教科書が、プログレス21とニュートレジャーです。これらは公立中学の教科書とは大きく異なり、専門的な対策が必要です。英検アカデミーは、この2つの教科書対応において、他塾を圧倒する専門性を持っています。
プログレス21は、エデック社が発行する私立中学・高校向けの英語教科書で、文法の学習順序が公立とは全く異なります。例えば、中1の早い段階で現在完了形や関係代名詞が登場するため、公立向けの塾では対応できません。英検アカデミーの講師は、プログレス21の各レッスンの文法ポイントや重要表現を完全に把握しており、生徒がつまずきやすい箇所を事前にフォローできます。
ニュートレジャーは、Z会が発行する教科書で、こちらも高度な内容が特徴です。特に長文読解の難易度が高く、単語レベルも公立中学の2倍以上と言われています。英検アカデミーでは、ニュートレジャー専用の単語帳や文法まとめプリントを用意しており、効率的に学習を進められます。
また、これらの教科書は付属教材も充実しています。ワークブックやリーディングブック、文法書など、学校によって使う教材が異なりますが、英検アカデミーはそれらすべてに対応可能です。定期テストでは、教科書本文だけでなく、ワークブックから出題されることも多いため、こうした細かい対応が点数アップにつながります。
定期テスト前の集中指導体制
英検アカデミーの定期テスト対策で特に評価が高いのが、テスト前の集中指導です。通常授業とは別に、テスト2週間前から特別な体制を組んで、徹底的に対策を行います。
まず、テスト範囲の完全理解を目指します。学校から配布されるテスト範囲表を基に、生徒が何を覚えるべきか、どの問題が出そうかを一緒に確認します。単語や熟語はすべて暗記できるまで繰り返しテストを行い、文法事項も例文を使って定着を図ります。
次に、予想問題演習を集中的に行います。過去の定期テストから出題傾向を分析し、似たような問題を作成して解かせます。長文読解問題、文法問題、英作文問題など、各パートごとに時間配分も含めた実践的な演習を重ねることで、本番での対応力が高まります。
さらに、多くの教室では追加授業の受講も可能です。通常週1回の授業を、テスト前だけ週2回や週3回に増やすことができます。特に苦手な単元や不安な部分を集中的に学習できるため、多くの生徒が利用しています。追加費用は発生しますが、テストで確実に点数を取りたい場合には有効な選択肢です。
テスト直前には、最終確認として、覚えるべき事項のリストを渡してくれます。単語リスト、重要構文リスト、文法事項チェックシートなど、試験当日の朝に見直せる形にまとめられています。こうした細やかなサポートが、生徒の自信につながり、本番での実力発揮を助けます。
英検アカデミーの料金体系と費用相場
塾を選ぶ際、指導内容と同じくらい重要なのが料金です。どんなに良い塾でも、家計に無理のある金額では継続が難しくなってしまいます。ここでは、英検アカデミーの料金体系を詳しく解説し、他塾との比較も行います。入塾を検討する際の参考にしてください。
月額授業料の目安
英検アカデミーの授業料は、個別指導の形態や受講回数によって異なります。教室によっても若干の差がありますが、一般的な料金相場は以下の通りです。
| コース | 週1回(月4回) | 週2回(月8回) |
|---|---|---|
| 中学生・完全個別(1対1) | 28,000円〜32,000円 | 56,000円〜64,000円 |
| 中学生・個別(1対2) | 22,000円〜26,000円 | 44,000円〜52,000円 |
| 高校生・完全個別(1対1) | 32,000円〜36,000円 | 64,000円〜72,000円 |
中学生の場合、週1回の完全個別指導で月3万円前後が相場となります。1回の授業時間は80分が標準で、じっくりと学習できる時間設定です。定期テスト前や英検試験前だけ週2回に増やすという使い方をする家庭も多いようです。
1対2の個別指導は、完全個別よりも月額5,000円程度安くなります。講師1人に対して生徒2人で学ぶ形式ですが、それぞれ別の内容を学習するため、実質的には個別指導と変わらない質を保てます。費用を抑えたい場合は、こちらの形態も検討する価値があります。
ただし、これらはあくまで基本料金です。学年が上がるにつれて料金も上がる傾向があり、特に高校生になると受験対策の専門性が求められるため、中学生よりも高めの設定になっています。詳細な料金は、各教室に直接問い合わせて確認することをおすすめします。
入会金やその他の費用
月額授業料以外にも、いくつかの費用が発生します。入塾を検討する際は、年間でかかる総額をしっかり把握しておくことが大切です。
まず、入会金は20,000円〜25,000円程度が一般的です。ただし、時期によってはキャンペーンで入会金が半額になったり、無料になったりすることもあります。春の新学期や夏休み前など、入塾者が増える時期には特典が用意されることが多いので、タイミングを見計らうのも一つの方法です。
教材費は、年間で10,000円〜15,000円程度かかります。使用する教科書や問題集、プリント教材の費用です。プログレス21やニュートレジャー対応の専用教材は、市販されていないオリジナル教材も多く、その分コストがかかります。ただし、学校の教科書に完全対応した質の高い教材なので、費用対効果は高いといえます。
設備費や管理費として、月額2,000円〜3,000円が別途かかる教室もあります。これは教室の維持管理や、自習室の利用料などに充てられます。すべての教室で設定されているわけではないので、入塾前に確認が必要です。
さらに、季節講習費も考慮に入れる必要があります。夏期講習、冬期講習、春期講習は、通常授業とは別料金で、それぞれ30,000円〜80,000円程度かかります。講習の受講は任意ですが、定期テスト対策や英検対策を集中的に行うには効果的なので、多くの生徒が参加しています。年間で見ると、講習費だけで10万円以上になることもあるため、予算計画に組み込んでおくと安心です。
他塾との料金比較
英検アカデミーの料金が他の塾と比べて高いのか安いのか、気になる方も多いでしょう。ここでは、大手個別指導塾や英語専門塾との料金比較を行います。
| 塾名 | 指導形態 | 中学生・週1回の月額 |
|---|---|---|
| 英検アカデミー | 完全個別(1対1) | 28,000円〜32,000円 |
| 個別教室のトライ | 完全個別(1対1) | 30,000円〜35,000円 |
| 明光義塾 | 個別(1対3) | 15,000円〜18,000円 |
| TOMAS(トーマス) | 完全個別(1対1) | 40,000円〜45,000円 |
| 日米英語学院 | グループ・個別選択 | 25,000円〜40,000円 |
比較すると、英検アカデミーの料金は大手個別指導塾の平均的な水準といえます。完全個別指導としては、個別教室のトライと同程度で、TOMASよりは安い設定です。1対3の明光義塾と比べると高く感じますが、指導形態が異なるため単純比較は難しいところです。
重要なのは、専門性に見合った料金かどうかという点です。英検アカデミーは、私立中学の教材に特化した指導を行うため、一般的な個別指導塾よりも専門性が高くなります。プログレス21やニュートレジャーの指導ができる講師は限られており、その分の付加価値が料金に反映されていると考えられます。
また、英検対策も含まれている点を考えると、コストパフォーマンスは悪くありません。英検対策だけを別の塾で受けると、それだけで月15,000円〜20,000円かかることも珍しくないからです。学校の定期テスト対策と英検対策を一つの塾で完結できるのは、時間的にも経済的にも効率的です。
ただし、5教科すべてを見てほしい場合は、英語だけの塾では不十分です。他教科は別の塾や家庭教師、通信教育などを併用する必要があり、トータルの教育費は高額になる可能性があります。お子さんの状況や目標に応じて、最適な組み合わせを考えることが大切です。
英検アカデミーはこんな中学生におすすめ
英検アカデミーは、すべての中学生に向いている塾というわけではありません。塾にはそれぞれ特徴があり、お子さんの状況や目標によって、合う塾と合わない塾があります。ここでは、英検アカデミーが特におすすめできる中学生のタイプを3つご紹介します。お子さんに当てはまるかチェックしてみてください。
私立中学・中高一貫校に通う生徒
英検アカデミーが最も力を発揮するのは、間違いなく私立中学や中高一貫校に通う生徒です。特に以下のような学校に通っているお子さんには、強くおすすめできます。
- プログレス21を使用している学校:渋谷教育学園渋谷、青山学院中等部、立教池袋など
- ニュートレジャーを使用している学校:開成、麻布、女子学院、雙葉など
- 独自教材を使用している学校:筑波大学附属駒場、灘、東大寺学園など
これらの学校で使われる教材は、公立中学の教科書とは全く異なる構成と難易度です。一般的な塾では対応できないケースが多く、学校の授業についていけなくなる生徒も少なくありません。英検アカデミーなら、教材の特性を熟知した講師が、各レッスンのポイントを丁寧に指導してくれます。
また、私立中学は授業の進度が速いのも特徴です。公立中学なら3年間かけて学ぶ内容を、2年間で終わらせる学校も珍しくありません。一度つまずくと、どんどん遅れてしまう危険性があります。英検アカデミーの個別指導なら、生徒一人ひとりの理解度に合わせて進められるため、無理なく学習を続けられます。
実際、英検アカデミーに通う生徒の約7割が私立中学生というデータもあります。同じような環境の生徒が多く通っているため、講師も私立校特有の悩みや課題を理解しています。定期テストの難しさや、課題の多さなども共感してもらえるので、お子さんも相談しやすい環境です。
英語の成績に悩んでいる生徒
現在、英語の成績が思うように上がらず悩んでいるお子さんにも、英検アカデミーは適しています。特に以下のような状況なら、入塾を検討する価値があります。
- 定期テストで平均点以下が続いている
- 教科書の内容が理解できず、授業についていけない
- 単語や文法を覚えられない
- 長文読解が苦手で、点数が取れない
英語は積み重ねの科目です。中1で学んだ文法が理解できていないと、中2、中3の内容も理解できません。特にプログレス21やニュートレジャーのような難しい教材を使っている場合、一度わからなくなると取り戻すのが大変です。
英検アカデミーの個別指導では、つまずいている箇所まで戻って学習し直すことができます。例えば、中2の生徒でも、必要なら中1の文法から復習します。恥ずかしがる必要はありません。基礎をしっかり固めることが、成績アップへの最短ルートです。
また、単語や文法の覚え方も指導してもらえます。ただ暗記するのではなく、語源や接頭辞・接尾辞を使った効率的な覚え方、文法のイメージ理解など、記憶に定着しやすい方法を教えてくれます。こうした学習方法は、高校や大学受験でも役立つスキルです。
実際、入塾時には平均点以下だった生徒が、3か月で学年上位20%に入ったという事例もあります。英語に苦手意識を持っているお子さんこそ、専門的な指導で自信を取り戻すチャンスです。
英検取得も視野に入れたい生徒
学校の成績アップだけでなく、英検取得も目指したいという生徒にも、英検アカデミーは最適です。特に以下のような目標を持っているお子さんにおすすめします。
- 中学生のうちに英検2級以上を取得したい
- 高校受験や大学受験で英検を活用したい
- 学校で英検取得が推奨されている
- 将来的に留学や国際系の進路を考えている
多くの私立中学では、英検取得が内申点に加算されたり、高校進学の条件になったりします。例えば、中3までに英検2級を取得していると、高校受験で優遇されるケースもあります。また、大学受験でも、英検準1級以上を持っていれば、英語の試験が免除になる大学が増えています。
英検アカデミーでは、定期テスト対策と英検対策を並行して進められます。学校で学んだ文法や単語が英検にも出題されるため、二重に学習する必要がありません。例えば、中2で学ぶ内容は英検準2級レベルに相当するため、定期テストの勉強がそのまま英検対策になるのです。
また、英検の面接対策も充実しています。3級以上には二次試験で面接があり、英語で質問に答える練習が必要です。英検アカデミーでは、模擬面接を繰り返し行い、本番で緊張せずに話せるように訓練します。実際、面接対策を受けた生徒の合格率は非常に高く、多くの生徒が一発合格を果たしています。
中学2年生で準2級、中学3年生で2級を取得する生徒も珍しくありません。英検は一度取得すれば一生有効な資格なので、早めに取っておくことで、将来の選択肢が広がります。お子さんの英語力を客観的に証明できる資格として、積極的にチャレンジするのがおすすめです。
英検アカデミーに入塾する前に確認すべきポイント
英検アカデミーの特徴や評判を理解したところで、実際に入塾を決める前に確認しておくべきポイントがあります。塾選びは、お子さんの成績や将来に大きく影響する重要な決断です。後悔しないために、以下の3つのポイントをしっかりチェックしてください。
無料体験授業で確かめること
ほとんどの教室では、無料体験授業を実施しています。入塾前に必ず体験授業を受けて、塾の雰囲気や指導方法を確かめることが大切です。体験授業では、以下のポイントに注目しましょう。
- 講師の質:説明がわかりやすいか、質問に丁寧に答えてくれるか
- 教材の適切性:学校で使っている教科書に対応しているか
- 授業の進め方:お子さんのペースに合わせてくれるか
- 教室の環境:清潔で集中できる空間か、自習室は使えるか
体験授業では、現在困っていることを率直に伝えましょう。例えば、定期テストで平均点以下が続いている、プログレス21のLesson 3が理解できない、英検準2級に何度も落ちているなど、具体的な悩みを相談することで、塾がどう対応してくれるかがわかります。
また、体験授業の後にはカウンセリングが行われることが多いです。この時に、現在の成績や目標、予算などを詳しく話し、どのようなカリキュラムを組むのか、どれくらいの期間で成果が出そうかを確認してください。曖昧な説明ではなく、具体的な学習プランを提示してくれる塾なら信頼できます。
さらに、料金の詳細も必ず確認しましょう。月謝だけでなく、入会金、教材費、季節講習費、追加授業の料金など、年間でいくらかかるのかを明確にしてもらってください。後から想定外の費用が発生してトラブルにならないよう、最初にしっかり確認することが重要です。
子どもとの相性チェック方法
塾選びで最も重要なのは、お子さんとの相性です。どんなに評判の良い塾でも、お子さんに合わなければ成果は出ません。相性をチェックするポイントは以下の通りです。
まず、講師との相性です。体験授業を受けた後、お子さんに率直な感想を聞いてみましょう。「先生の説明はわかりやすかった?」「質問しやすい雰囲気だった?」「また習いたいと思う?」といった質問をして、お子さんの本音を引き出すことが大切です。
次に、指導スタイルがお子さんに合っているかを確認します。英検アカデミーは個別指導が基本ですが、完全マンツーマンが良いのか、1対2でも大丈夫なのかは、お子さんの性格によって異なります。質問が苦手なお子さんなら完全個別が向いていますし、他の生徒がいた方が刺激を受けて頑張れるタイプなら、1対2でも問題ありません。
また、学習ペースも重要です。じっくり時間をかけて理解を深めたいお子さんもいれば、どんどん先に進みたいお子さんもいます。体験授業で、講師がお子さんのペースに合わせて進めてくれるか、それともカリキュラムを優先するのかを見極めてください。
最後に、通いやすさも忘れずに確認しましょう。教室の場所が自宅や学校から遠いと、通塾が負担になります。特に部活動をしているお子さんの場合、無理なく通える範囲かどうかは重要なポイントです。また、夜遅い時間帯の授業になる場合、安全に帰宅できるかも考慮する必要があります。
入塾のタイミングと準備
入塾を決めたら、いつから始めるかのタイミングも大切です。成果を最大化するためには、適切な時期に入塾することをおすすめします。
最も効果的なのは、新学年が始まる前です。春休み中に入塾して、新しい学年の予習を始めることで、4月からの授業にスムーズについていけます。特に中1の春は、英語学習の基礎を固める絶好のチャンスです。この時期にしっかり土台を作っておけば、その後の学習が格段に楽になります。
次におすすめなのは、定期テストの直後です。テストが終わった後は、お子さん自身も成績を意識しているタイミングです。結果が思わしくなかった場合、次のテストに向けて頑張ろうという気持ちが強くなります。この意欲を活かして、すぐに対策を始めるのが効果的です。
逆に、避けた方が良いタイミングもあります。定期テストの直前期は、塾に通い始めても十分な成果が出ないまま本番を迎えることになります。また、夏休みや冬休みの真っ最中も、既に季節講習が始まっていて、途中参加が難しいケースがあります。
入塾が決まったら、準備も忘れずに行いましょう。学校の教科書やノート、これまでの定期テスト問題、成績表などを持参すると、講師が現状を正確に把握できます。また、お子さんと一緒に目標設定をしておくことも重要です。次の定期テストで80点以上取る、3か月以内に英検準2級に合格するなど、具体的な目標があると、学習のモチベーションが保ちやすくなります。
最後に、家庭でのサポートも考えておきましょう。塾に通うだけで成績が上がるわけではなく、家庭での復習や宿題も大切です。保護者としてどのようにサポートできるか、塾と家庭の役割分担を明確にしておくと、より効果的に学習を進められます。
