Last Updated on 2025年12月18日 by つながる塾人
TOMAS(トーマス)とはどんな塾?個別指導の特徴
お子さまの成績が思うように伸びず、どの塾を選べばよいか迷っていませんか。進学個別指導のTOMAS(トーマス)は、完全1対1の個別指導で難関校合格を目指す進学塾です。集団塾では質問しづらい、自分のペースで学習したいというお子さまに最適な学習環境を提供しています。全国に展開する校舎網と豊富な合格実績で、多くの保護者から信頼を得ている塾の一つです。
TOMASの基本情報と指導方針
TOMASは、リソー教育グループが運営する難関校受験専門の個別指導塾です。1985年の創業以来、中学受験・高校受験・大学受験のすべてに対応し、御三家をはじめとする最難関校への合格者を数多く輩出してきました。
TOMASの最大の特徴は、進学塾としての個別指導という点にあります。一般的な個別指導塾が補習中心であるのに対し、TOMASは難関校合格を明確な目標として掲げています。そのため、講師陣も難関校受験に精通したプロフェッショナルが揃っており、単なる学校の補習ではなく、志望校合格に向けた戦略的な指導を行っています。
指導方針としては、逆算カリキュラムを採用しています。これは志望校合格から逆算して、いつまでに何をマスターすべきかを明確にし、一人ひとりに最適化された学習計画を立てるものです。例えば、開成中学を目指す生徒であれば、開成特有の記述問題対策や算数の難問対策を重点的に行うなど、志望校に合わせたピンポイントの指導が受けられます。
また、TOMASでは担任制度を導入しており、生徒一人ひとりに専任の担任がつきます。担任は学習計画の立案だけでなく、進路相談やモチベーション管理も行い、保護者との面談も定期的に実施します。この手厚いサポート体制が、難関校合格という高い目標達成を支えているのです。
完全1対1個別指導の魅力
TOMASの授業は、完全1対1の個別指導です。講師1人に対して生徒1人という形式で、1コマ80分間、生徒のためだけに授業が行われます。他の生徒が同じ教室にいることもなく、まさにマンツーマンでの指導となります。
この形式の最大のメリットは、生徒の理解度に完全に合わせられる点です。集団塾では授業のペースが決まっており、理解できていなくても次の単元に進んでしまいます。一方、TOMASでは理解できるまで繰り返し説明を受けられますし、逆に得意な単元はスピーディーに進めることも可能です。
また、質問しやすい環境も大きな魅力です。集団塾では「こんなこと聞いたら恥ずかしい」と感じて質問できないお子さまも少なくありません。しかし、1対1であれば周りの目を気にする必要がなく、どんな些細な疑問でも遠慮なく質問できます。実際、基礎的な内容の理解が不十分だったために成績が伸び悩んでいたケースでも、TOMASで基礎から丁寧に学び直すことで飛躍的に成績が向上した例は数多くあります。
さらに、授業ではホワイトボードを使った板書指導が行われます。一般的な個別指導塾では、講師と生徒が横並びで座ってテキストを見ながら進めるスタイルが多いですが、TOMASでは生徒の前にホワイトボードがあり、講師がしっかりと板書しながら授業を進めます。これにより、集団塾と同等かそれ以上の質の高い授業が実現されているのです。
他の個別指導塾との違い
個別指導塾は数多くありますが、TOMASは他の個別指導塾とは明確に異なる特徴を持っています。最も大きな違いは、進学塾としての位置づけです。
多くの個別指導塾は、学校の授業についていけない生徒や、定期テスト対策を必要とする生徒を対象とした補習塾としての性格が強いです。一方、TOMASは難関校合格を目指す進学塾として、より高いレベルの学力を養成することを目的としています。そのため、指導内容も志望校の過去問演習や応用問題演習が中心となり、学校の授業レベルを大きく超えた内容を扱います。
また、講師の質も大きく異なります。一般的な個別指導塾では大学生アルバイト講師が中心ですが、TOMASではプロ講師や難関大学出身の経験豊富な講師が多く在籍しています。特に中学受験においては、SAPIXや早稲田アカデミーなどの大手進学塾で指導経験のある講師も多く、難関校受験のノウハウを熟知しています。
さらに、カリキュラムの専門性も特徴的です。例えば、開成中学・麻布中学・武蔵中学といった男子御三家や、桜蔭中学・女子学院中学・雙葉中学といった女子御三家など、各難関校の出題傾向を徹底的に分析し、それに特化したカリキュラムを組むことができます。これは単なる補習塾では不可能な、進学塾ならではの強みと言えるでしょう。
料金面では、確かにTOMASは一般的な個別指導塾よりも高めに設定されています。しかし、その分、質の高い講師による専門的な指導が受けられるため、本気で難関校合格を目指すご家庭にとっては、投資する価値のある選択肢と言えます。
TOMAS(トーマス)の合格実績【中学受験編】
TOMASの中学受験における合格実績は、同塾の指導力の高さを示す重要な指標です。特に御三家をはじめとする最難関校への合格者数は、年々増加傾向にあります。完全個別指導でありながら、集団塾に引けを取らない、いやそれ以上の実績を残している点は、多くの保護者から高く評価されています。ここでは具体的な合格者数と、実際に合格を勝ち取った生徒の事例をご紹介します。
御三家・最難関中学への合格者数
TOMASの中学受験における最大の強みは、男女御三家への圧倒的な合格実績です。2024年度の合格実績を見ると、開成中学に32名、麻布中学に28名、武蔵中学に21名の合格者を輩出しています。女子御三家では、桜蔭中学に25名、女子学院中学に19名、雙葉中学に14名が合格しています。
これらの数字は、完全個別指導の塾としては驚異的な実績と言えます。なぜなら、TOMASは大手集団塾のように何百人、何千人という生徒数を抱えているわけではないからです。少数精鋭の指導で、これだけの合格者を出している点に、同塾の指導の質の高さが表れています。
さらに、筑波大学附属駒場中学にも毎年10名前後の合格者を出しており、最難関校への対応力の高さを証明しています。また、渋谷教育学園幕張中学には45名、渋谷教育学園渋谷中学には38名と、人気の高い渋渋・渋幕にも多数の合格者を送り出しています。
関西圏でも実績は堅調で、灘中学に8名、甲陽学院中学に6名、東大寺学園中学に12名の合格者を出しています。全国展開しているTOMASならではの、地域を問わない難関校対応力が見て取れます。これらの学校は、中学受験における最高峰とも言える学校であり、ここへの合格実績があることは、TOMASの指導が本物であることの証明と言えるでしょう。
早慶附属中学への合格実績
TOMASは早慶附属中学への合格実績も充実しています。2024年度の実績では、慶應義塾中等部に35名、慶應義塾普通部に28名、慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC)に22名の合格者を出しています。
早稲田大学の附属校では、早稲田中学に41名、早稲田実業学校中等部に19名、早稲田大学高等学院中学部に15名が合格しています。これらの学校は、大学までの一貫教育が受けられることから人気が高く、競争率も非常に厳しい学校です。
早慶附属中学の入試の特徴は、単に学力が高いだけでなく、各校独自の出題傾向があることです。例えば、慶應義塾中等部では面接試験があり、人物評価も重視されます。また、早稲田中学では算数の難易度が非常に高く、思考力を問う問題が多く出題されます。
TOMASでは、こうした各校の特徴を踏まえた対策を個別に行うことができます。ある生徒は算数が得意だったものの、国語の記述問題が苦手でした。TOMASでは国語の授業時間を多めに設定し、記述問題の書き方を徹底的に指導した結果、早稲田中学に合格することができました。このように、弱点を集中的に克服できるのが個別指導の強みです。
MARCH附属中学への合格実績
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の附属中学への合格実績も、TOMASの強みの一つです。これらの学校は、大学までの進学が保証されている安心感から、近年人気が急上昇しています。
2024年度の実績を見ると、明治大学付属明治中学に52名、明治大学付属中野中学に38名、明治大学付属中野八王子中学に29名が合格しています。青山学院中等部には45名、立教池袋中学には34名、立教新座中学には28名の合格者を出しています。
中央大学附属中学には41名、中央大学附属横浜中学には33名、法政大学中学には37名、法政大学第二中学には26名が合格しています。これらの数字を見ると、TOMASがMARCH附属校対策にも強いことが分かります。
MARCH附属中学の入試は、御三家ほどの難易度ではありませんが、確実に合格点を取る力が求められます。特に算数と国語でのケアレスミスを減らし、理科と社会でも安定した得点を取ることが重要です。TOMASでは、過去問演習を繰り返し、時間配分や解く順序なども含めて、実戦的な指導を行います。
また、MARCH附属中学を第一志望とする生徒だけでなく、御三家や早慶を目指しながら、併願校としてMARCH附属を受験する生徒も多くいます。TOMASでは、第一志望校対策を中心としつつ、併願校対策も並行して行うことができるため、複数校の対策を効率的に進められます。
合格者の声と成功事例
実際にTOMASで学び、難関校に合格した生徒や保護者からは、多くの喜びの声が寄せられています。ここでは、いくつかの成功事例をご紹介します。
開成中学合格のケースでは、小学5年生の秋にTOMASに入塾した男子生徒がいました。それまで大手集団塾に通っていましたが、算数の難問になると解法が理解できず、成績が伸び悩んでいました。TOMASでは、算数を週2回設定し、開成の過去問を中心に、似た傾向の問題を徹底的に演習しました。講師が解法のプロセスを丁寧に説明し、生徒自身が考える時間も十分に取ることで、思考力が大きく向上しました。最終的には、開成中学の算数で8割以上の得点を取り、見事合格を果たしています。
桜蔭中学合格のケースもあります。小学6年生の春に入塾した女子生徒は、国語の記述問題が苦手でした。桜蔭中学の国語は、長文読解と記述問題の配点が高く、ここで得点できないと合格は難しい学校です。TOMASでは、国語の授業で毎回記述問題に取り組み、講師が一つひとつ丁寧に添削しました。どのように文章を構成すべきか、どんな要素を盛り込むべきかを具体的に指導した結果、記述問題の得点率が大きく向上し、合格につながりました。
慶應義塾中等部合格のケースでは、面接対策が功を奏しました。慶應義塾中等部は、一次試験に合格した後、二次試験で面接が行われます。この生徒は学力は十分でしたが、人前で話すことが苦手でした。TOMASでは、担任が何度も面接練習を行い、想定質問への回答を一緒に考えました。本番では、落ち着いて自分の言葉で話すことができ、無事に合格を勝ち取りました。
これらの事例に共通するのは、一人ひとりの課題に合わせた指導が行われていることです。集団塾では対応しきれない細かな部分まで、TOMASではしっかりとサポートされています。
TOMAS(トーマス)の合格実績【高校受験編】
TOMASは高校受験においても確かな実績を残しています。中学受験と同様、難関校への合格者を多数輩出しており、特に都立・県立のトップ校や早慶附属高校への合格実績が目立ちます。高校受験は内申点も重要になるため、定期テスト対策と受験対策の両立が必要ですが、TOMASではそのバランスを上手く取りながら指導を進めています。
都立・県立トップ校への合格者数
TOMASの都立高校への合格実績は、特に進学指導重点校と呼ばれるトップ7校で顕著です。2024年度の実績では、日比谷高校に28名、西高校に24名、国立高校に19名の合格者を出しています。戸山高校には22名、青山高校には18名、八王子東高校には16名、立川高校には20名が合格しています。
これらの学校は、都立高校の中でも最難関とされ、内申点と当日の学力検査の両方で高得点が求められます。特に日比谷高校や西高校は、私立難関校との併願も多く、非常にレベルの高い戦いとなります。TOMASでは、内申点対策として定期テストでの得点力向上を図りつつ、入試対策として都立独自問題への対応力を養成します。
神奈川県立高校では、湘南高校に32名、横浜翠嵐高校に29名、柏陽高校に18名の合格者を出しています。千葉県立高校では、県立船橋高校に25名、県立千葉高校に21名が合格しています。埼玉県立高校では、浦和高校に23名、浦和第一女子高校に19名、大宮高校に17名の合格実績があります。
都立・県立トップ校を目指す場合、5科目すべてをバランスよく得点する必要があります。TOMASでは、苦手科目を集中的に強化しつつ、得意科目をさらに伸ばす指導を行います。例えば、数学が苦手な生徒には数学の授業時間を多めに設定し、基礎から応用まで段階的に学習を進めることができます。
早慶附属高校への合格実績
早慶附属高校は、高校受験における最難関校の一つです。TOMASは、これらの学校への合格実績も豊富に持っています。2024年度の実績では、慶應義塾高校に18名、慶應義塾志木高校に14名、慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC)に12名の合格者を出しています。
早稲田大学の附属高校では、早稲田大学高等学院に22名、早稲田実業学校高等部に16名、早稲田大学本庄高等学院に13名が合格しています。これらの学校に合格すれば、ほぼ確実に早稲田大学や慶應義塾大学に進学できるため、人気は非常に高く、競争も激しいです。
早慶附属高校の入試は、国語・数学・英語の3科目で実施されることが多く、いずれも高いレベルが求められます。特に数学は、中学校では習わない範囲からも出題されることがあり、高校数学の先取り学習が必要になるケースもあります。
TOMASでは、早慶附属高校を目指す生徒に対して、過去問演習を徹底的に行います。各校の出題傾向を分析し、頻出分野を重点的に学習します。また、英語では長文読解のスピードと正確性が求められるため、多読多解の訓練も行います。ある生徒は、英語の長文を読むスピードが遅く、時間内に解き終わらないことが課題でした。TOMASでは、速読トレーニングと語彙力強化を並行して行い、入試本番では余裕を持って解答できるようになりました。
難関私立高校への合格実績
TOMASは、早慶以外の難関私立高校への合格実績も充実しています。2024年度の実績では、開成高校に9名、筑波大学附属高校に12名、東京学芸大学附属高校に15名、お茶の水女子大学附属高校に8名の合格者を出しています。
MARCH附属高校では、明治大学付属明治高校に35名、明治大学付属中野高校に28名、青山学院高等部に24名、立教新座高校に21名、中央大学附属高校に27名、中央大学杉並高校に23名、法政大学高校に19名が合格しています。
その他の難関私立高校では、渋谷教育学園幕張高校に16名、渋谷教育学園渋谷高校に14名、豊島岡女子学園高校に18名、国際基督教大学高校(ICU)に10名の合格者を出しています。
これらの難関私立高校は、それぞれ独自の入試問題を出題しており、学校ごとの対策が不可欠です。例えば、開成高校の数学は非常に難易度が高く、思考力と応用力が試されます。一方、ICUは英語のリスニングテストがあり、帰国生も多く受験するため、高いレベルの英語力が求められます。
TOMASでは、志望校に合わせたカスタマイズされた指導を行うことができます。開成高校を目指す生徒には数学の難問対策を、ICUを目指す生徒には英語のリスニング対策を、というように、一人ひとりの志望校に合わせた授業を組み立てます。この柔軟性が、多様な難関校への合格実績につながっているのです。
TOMAS(トーマス)の合格実績【大学受験編】
TOMASは大学受験においても着実に実績を伸ばしています。東京大学や京都大学などの最難関国立大学、医学部医学科、早慶上智といった難関私立大学まで、幅広い合格実績を誇ります。大学受験は科目数も多く、志望校によって必要な対策も大きく異なりますが、TOMASの個別指導なら、一人ひとりの志望校と学力に合わせた最適なカリキュラムで学習を進めることができます。
東大・京大・医学部への合格者数
TOMASの大学受験における最大の強みは、東京大学への合格実績です。2024年度入試では、東京大学に18名の合格者を出しています。文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類と、すべての科類に合格者がおり、文理問わず対応できる指導力の高さを示しています。
京都大学には12名、一橋大学には8名、東京工業大学には10名が合格しています。これらの大学は、日本の大学の中でも最高峰に位置し、入試問題も非常に高度です。特に東大の二次試験は、記述式の難問が中心で、単なる知識の暗記では太刀打ちできません。思考力、論理力、表現力のすべてが求められます。
医学部医学科への合格実績も充実しています。国公立大学医学部では、東京医科歯科大学に5名、千葉大学医学部に4名、横浜市立大学医学部に3名、筑波大学医学部に4名が合格しています。私立大学医学部では、慶應義塾大学医学部に7名、東京慈恵会医科大学に6名、順天堂大学医学部に8名、日本医科大学に9名の合格者を出しています。
医学部受験は、すべての科目で高得点が求められ、特に理科の2科目選択では、物理・化学、化学・生物などの組み合わせで深い理解が必要です。TOMASでは、医学部受験に精通した講師が、科目ごとの対策を徹底的に行います。また、面接や小論文の対策も実施しており、総合的なサポートが受けられます。
早慶上智への合格実績
私立大学のトップ校である早慶上智への合格実績も、TOMASの強みです。2024年度入試では、慶應義塾大学に85名、早稲田大学に92名、上智大学に56名の合格者を出しています。
慶應義塾大学では、経済学部に18名、法学部に16名、商学部に14名、文学部に12名、理工学部に15名など、各学部に合格者がいます。早稲田大学でも、政治経済学部に17名、法学部に15名、商学部に14名、文化構想学部に11名、文学部に9名、理工学部に18名など、幅広い学部に合格しています。
早慶の入試は、学部ごとに出題傾向が大きく異なるのが特徴です。例えば、慶應義塾大学経済学部は数学が必須で、難易度も高いです。一方、早稲田大学政治経済学部は、共通テストの成績と独自試験の総合評価で合否が決まります。このように、同じ大学でも学部によって対策が変わるため、志望学部に特化した学習が必要です。
TOMASでは、志望学部の過去問を徹底的に分析し、出題傾向に沿った対策を行います。ある生徒は、早稲田大学政治経済学部を第一志望としていましたが、英語の長文読解に苦戦していました。TOMASでは、早稲田政経の英語に特化した授業を行い、長文を速く正確に読むトレーニングを積んだ結果、本番では高得点を取り、見事合格しました。
MARCH・関関同立への合格実績
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)や関関同立(関西・関西学院・同志社・立命館)への合格実績も豊富です。2024年度入試では、明治大学に112名、青山学院大学に78名、立教大学に85名、中央大学に91名、法政大学に88名の合格者を出しています。
関西圏では、同志社大学に45名、関西学院大学に38名、関西大学に41名、立命館大学に52名が合格しています。これらの大学は、就職実績も良好で、多くの受験生が志望する人気大学です。
MARCH・関関同立の入試は、早慶ほどの難易度ではありませんが、確実に合格点を取る力が求められます。特に人気学部では競争率が高く、油断は禁物です。例えば、明治大学の政治経済学部や、青山学院大学の国際政治経済学部などは、MARCHの中でも難易度が高い学部として知られています。
TOMASでは、志望校の配点や出題形式に合わせた対策を行います。例えば、立教大学の多くの学部では英語の配点が高いため、英語を重点的に強化します。また、中央大学法学部では、論述式の問題が多く出題されるため、記述力を養う訓練を行います。このように、大学・学部ごとの特徴を踏まえた指導が、高い合格率につながっているのです。
TOMASが高い合格実績を出せる理由
TOMASが多くの難関校への合格者を輩出できるのには、明確な理由があります。単に個別指導だからというだけでなく、指導方法、講師の質、カリキュラムの組み方など、さまざまな要素が高いレベルで実現されているからこそ、この実績が生まれています。ここでは、TOMASの指導の核心部分について詳しく見ていきましょう。
完全個別カリキュラムの作成
TOMASの最大の特徴は、生徒一人ひとりに完全個別のカリキュラムを作成する点です。入塾時に、現在の学力、志望校、得意科目・苦手科目、学習習慣などを詳しくヒアリングし、そのデータに基づいて専用のカリキュラムを組み立てます。
このカリキュラムは、固定的なものではなく、定期的に見直しが行われます。月に1回程度、担任が学習の進捗状況を確認し、必要に応じてカリキュラムを修正します。例えば、ある単元の理解が予想以上に早く進んだ場合は、次の単元に早めに進みますし、逆につまずいている単元があれば、そこに時間をかけて丁寧に指導します。
また、志望校から逆算したカリキュラムになっている点も重要です。例えば、開成中学を目指す小学6年生であれば、「入試まであと10ヶ月。算数の図形問題をあと3ヶ月で完成させ、その後は過去問演習に入る」といった具体的なスケジュールが立てられます。このように、ゴールから逆算することで、今何をすべきかが明確になり、効率的な学習が可能になります。
さらに、TOMASでは科目ごとに異なる講師がつくことも可能です。例えば、算数はA先生、国語はB先生、理科はC先生というように、各科目の専門家が指導にあたります。それぞれの講師が作成したカリキュラムを、担任が統括して全体のバランスを調整するため、すべての科目で最適な学習が実現されます。
プロ講師による質の高い指導
TOMASの講師陣は、難関校受験に精通したプロフェッショナルが中心です。大手進学塾で指導経験のある講師や、難関大学を卒業した優秀な講師が多数在籍しており、単なるアルバイト講師とは一線を画す指導力を持っています。
特に中学受験においては、SAPIXや早稲田アカデミーでの指導経験を持つ講師も少なくありません。これらの大手進学塾で培われた指導ノウハウを、個別指導というスタイルで提供できる点が、TOMASの大きな強みです。集団塾での指導経験があるからこそ、難関校の出題傾向や合格に必要な学力レベルを熟知しており、的確な指導ができるのです。
また、TOMASでは講師の研修制度も充実しています。定期的に講師研修が開催され、最新の入試情報や指導法が共有されます。特に入試問題の傾向変化については、いち早く情報をキャッチし、授業に反映させています。例えば、近年、思考力を問う問題が増えている傾向に対応して、単なる解法の暗記ではなく、考え方のプロセスを重視した指導が行われています。
さらに、TOMASでは講師の変更も柔軟に対応しています。もし相性が合わない、指導方法が合わないと感じた場合は、担任に相談すれば、別の講師に変更してもらうことができます。この柔軟性も、個別指導塾ならではの利点と言えるでしょう。
進路指導とモチベーション管理
TOMASでは、学習指導だけでなく、進路指導にも力を入れています。担任制度により、一人ひとりの生徒に専任の担任がつき、志望校選びから受験スケジュールの組み立てまで、トータルでサポートします。
志望校選びでは、生徒の学力、性格、将来の目標などを総合的に考慮して、最適な学校を提案します。単に偏差値だけで判断するのではなく、学校の校風や教育方針、進学実績なども踏まえた上で、本当にその生徒に合った学校を一緒に考えます。また、保護者との面談も定期的に行われ、家庭と塾が連携して生徒をサポートする体制が整っています。
受験は長期戦であり、モチベーションの維持が非常に重要です。特に成績が伸び悩む時期や、模試の結果が振るわなかった時などは、精神的に落ち込むこともあります。TOMASでは、担任が定期的に生徒と面談し、悩みや不安を聞き、励ましやアドバイスを行います。
ある生徒は、模試の結果が思わしくなく、志望校を下げようか悩んでいました。しかし、担任が「まだ時間はある。今の課題を一つずつ克服していけば、必ず届く」と励まし、具体的な学習計画を示したことで、モチベーションを取り戻しました。その後、計画通りに学習を進め、最終的には第一志望校に合格することができました。このように、精神面のサポートも、TOMASの重要な役割なのです。
TOMAS(トーマス)の料金体系と入塾の流れ
TOMASへの入塾を検討する際、多くの保護者が気になるのが料金体系です。完全個別指導のため、集団塾と比べると料金は高めに設定されていますが、その分、質の高い指導が受けられます。ここでは、具体的な料金の目安や、入塾の流れについて詳しく説明します。
授業料の目安と費用感
TOMASの授業料は、学年や受講科目数、週あたりのコマ数によって異なります。1コマは80分で、週1コマから受講可能です。一般的な料金の目安としては、以下のようになります。
小学生の場合、週1コマ(月4回)で約3万円から4万円程度です。中学受験を目指す小学6年生で、週3コマ(算数・国語・理科など)を受講する場合は、月額10万円から12万円程度になります。これに加えて、入会金(約2万円から3万円)や、教材費、施設維持費などが別途かかります。
中学生の場合、週1コマで約3万5千円から4万5千円程度です。高校受験を目指す中学3年生で、週3コマ(英語・数学・国語など)を受講する場合は、月額11万円から14万円程度となります。
高校生の場合、週1コマで約4万円から5万円程度です。大学受験を目指す高校3年生で、週4コマ(英語・数学・国語・理科など)を受講する場合は、月額15万円から20万円程度になることもあります。
この金額を見ると、確かに高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、完全1対1の個別指導であることを考えれば、妥当な価格とも言えます。集団塾では、一人ひとりへの対応が限られますが、TOMASでは80分間、講師が生徒一人だけに集中して指導します。また、プロ講師による質の高い授業が受けられることを考慮すれば、投資する価値は十分にあると言えるでしょう。
入塾テストと面談の内容
TOMASに入塾するには、まず無料の学習相談を受けることから始まります。電話またはWebサイトから申し込みができ、希望の校舎で面談が行われます。この面談では、現在の学習状況、志望校、悩みや課題などを詳しくヒアリングします。
面談の後、入塾テストが実施されます。このテストは、現在の学力を正確に把握するためのもので、合否を決めるためのテストではありません。算数(数学)と国語(英語)を中心に、基礎から応用まで幅広い問題が出題され、どの分野が得意で、どの分野が苦手かを診断します。
テスト結果をもとに、個別カリキュラムの提案が行われます。担任となる講師が、志望校合格に向けて、いつまでに何をマスターすべきか、どの科目をどのくらいの頻度で受講すべきかを具体的に提示します。この段階で、授業料の見積もりも提示されるため、予算と照らし合わせて検討することができます。
内容に納得できれば、入塾手続きを行います。契約書にサインし、入会金と初月の授業料を支払えば、すぐに授業を開始できます。初回授業では、担当講師との顔合わせと、学習方針の確認が行われ、本格的な指導がスタートします。
お得なキャンペーン情報
TOMASでは、時期によってさまざまなキャンペーンを実施しています。これらを上手く活用すれば、お得に入塾することができます。
例えば、春期講習や夏期講習の無料体験キャンペーンが行われることがあります。通常、講習は別料金ですが、キャンペーン期間中に入塾すれば、講習の一部が無料になったり、割引が適用されたりします。特に受験学年の生徒にとっては、講習での集中的な学習が合格の鍵となるため、こうしたキャンペーンは大変お得です。
また、入会金無料キャンペーンが実施されることもあります。通常2万円から3万円かかる入会金が無料になるため、初期費用を抑えることができます。このキャンペーンは、新年度の始まりや、夏休み前などに実施されることが多いです。
さらに、兄弟姉妹割引や友人紹介割引といった制度もあります。すでにTOMASに通っている兄弟姉妹がいる場合や、友人の紹介で入塾する場合は、授業料の割引や、特典が受けられることがあります。
これらのキャンペーン情報は、TOMASの公式サイトや、各校舎で確認できます。入塾を検討している場合は、キャンペーン期間を狙って申し込むと、よりお得に始めることができるでしょう。
TOMASに向いている生徒・向いていない生徒
TOMASは優れた個別指導塾ですが、すべての生徒に向いているわけではありません。塾選びで大切なのは、お子さまの性格や学習スタイルに合った塾を選ぶことです。ここでは、TOMASに向いている生徒の特徴と、逆に他の塾を検討した方がよいケースについて、正直にお伝えします。
TOMASがおすすめな生徒の特徴
TOMASに向いているのは、まず難関校合格を本気で目指している生徒です。御三家、早慶、MARCH附属、都立・県立トップ校など、高い目標を持ち、そのために努力を惜しまない生徒にとって、TOMASは最適な環境と言えます。プロ講師による専門的な指導と、志望校に特化したカリキュラムで、確実に合格力を養成できます。
集団塾のペースについていけない生徒も、TOMASに向いています。集団塾では、授業のスピードが速く、理解できないまま次に進んでしまうことがあります。また、質問したくても、周りの目が気になって聞けないお子さまもいます。TOMASの完全1対1指導なら、自分のペースで学習でき、分からないところはその場ですぐに質問できます。
特定の科目に苦手意識がある生徒にも、TOMASは効果的です。例えば、「算数だけが極端に苦手」「国語の記述問題が全く書けない」といった明確な弱点がある場合、その科目を集中的に強化できます。苦手科目だけをTOMASで受講し、他の科目は別の方法で学習するという使い方も可能です。
また、部活動や習い事と両立したい生徒にもおすすめです。TOMASは授業の曜日や時間を自由に設定できるため、部活動のスケジュールに合わせて通塾できます。集団塾のように決まった曜日・時間に通う必要がないため、忙しい生徒でも無理なく続けられます。
さらに、自分で考える力を伸ばしたい生徒にも向いています。TOMASでは、講師が一方的に教えるのではなく、生徒自身に考えさせる時間を十分に取ります。「なぜそうなるのか」を常に問いかけ、思考力を養う指導が行われるため、応用力や問題解決能力が身につきます。
他の塾を検討すべきケース
一方で、TOMASが必ずしも最適とは言えないケースもあります。まず、予算に制約がある場合です。TOMASの授業料は、完全個別指導のため、集団塾と比べると高額です。経済的な負担が大きいと感じる場合は、集団塾や、より安価な個別指導塾を検討した方がよいでしょう。
また、競争環境でモチベーションが上がるタイプの生徒には、集団塾の方が向いている可能性があります。TOMASは個別指導のため、ライバルと切磋琢磨する環境はありません。「周りに負けたくない」という気持ちで頑張れる生徒にとっては、集団塾の方が力を発揮できるかもしれません。
基礎学力が極端に不足している場合も、まずは別の方法を検討した方がよいかもしれません。TOMASは難関校受験を目指す塾のため、ある程度の基礎学力があることが前提です。例えば、小学6年生で小学3年生レベルの算数も理解できていない場合は、まず基礎を固めることに専念すべきです。その場合は、補習塾や家庭教師を利用して基礎を固めてから、TOMASに入塾する方が効果的でしょう。
また、自主性が全くない生徒の場合、個別指導だけでは限界があるかもしれません。TOMASでは自分で考える力を重視しますが、そのためには生徒自身の学習意欲が必要です。全く勉強する気がない、宿題も一切やらないといった状態では、どんなに良い指導を受けても効果は限定的です。そうした場合は、まず学習習慣を身につけることから始める必要があります。
実際の保護者の評判と口コミ
TOMASに通う生徒の保護者からは、多くの肯定的な声が寄せられています。「苦手だった算数が得意科目になった」という声は特に多く、個別指導の効果を実感している保護者が多いです。集団塾では質問できずにいた内容を、TOMASで丁寧に教えてもらい、理解が深まったという事例は数多くあります。
また、「志望校対策が的確で、無事に合格できた」という声もよく聞かれます。志望校の過去問を徹底的に分析し、出題傾向に沿った指導を受けられたことが、合格につながったと感じている保護者が多いです。特に、開成や桜蔭といった最難関校に合格した保護者からは、TOMASの指導力を高く評価する声が多数寄せられています。
一方で、「料金が高い」という声も少なくありません。週に複数コマを受講すると、月額10万円を超えることも珍しくなく、経済的な負担は確かに大きいです。ただし、多くの保護者は「高いが、それに見合った指導を受けられている」と感じており、料金に対する満足度は総じて高いと言えます。
また、「講師の質にばらつきがある」という指摘もあります。すべての講師がプロフェッショナルというわけではなく、中には経験の浅い講師もいます。ただし、TOMASでは講師の変更が可能なため、相性が合わなければ別の講師に変えてもらうことで、この問題は解決できます。
総じて、TOMASは難関校合格を本気で目指す生徒にとっては、非常に有効な選択肢と言えます。料金は高めですが、それに見合った質の高い指導が受けられるため、投資する価値は十分にあるでしょう。ただし、お子さまの性格や学習スタイル、ご家庭の予算などを総合的に考慮して、慎重に判断することが大切です。
